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あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

今年も楽しく記事を編集していけたらいいですね。

そこで今日も楽しく記事を編集できる機能を紹介します。

前回の年末のブログでは『名前空間とは?』という記事で名前空間についてさらっと解説しました。今回の記事ではその名前空間のひとつ、便利なカテゴリ名前空間について解説します。


ウィキアではカテゴリ (Category) という機能によって記事を分類することができます。 ウィキペディアでも同じものがありますが、これはウィキアもウィキペディアもどちらもMediaWikiというソフトウェアを使用しているために存在するものです。この機能は、日本でよく普及しているPukiWikiベースのWikiにはない非常に強力で便利な機能です。ぜひとも活用しましょう。

カテゴリを追加する

カテゴリを使うと記事を分類しやすくなります。「Category:」または「カテゴリ:」という名前空間のページがカテゴリページとなります。

(注 : 「カテゴリ:」というカタカナ記述は日本語版のウィキアでのみ利用可能です。英語版では「Category:」と記述する必要があります。)

なるべくすべてのページが適切にカテゴリ分類されていることが理想ですが、ウィキアによっては、そうすることを必須としていない場合もあります。 (カテゴリ分類されていないページは、特別:カテゴリ未導入のページに自動的に表示されます。)

たとえば、この記事はCategory:ブログの記事というカテゴリに属しています。ある記事をあるカテゴリに追加するには、その記事に

[[Category:カテゴリ名]]

と追加するだけで済みます。 記事をそのカテゴリに所属させたくない、しかしそのカテゴリへのリンクを表示したいという場合は、次のように頭に「:」(コロン) 記号をつけるだけで済みます。

[[:Category:カテゴリ名]]

サブカテゴリと階層構造

カテゴリページ自体を他のカテゴリに所属させることもできます。そうすることによって、親カテゴリと子カテゴリという関係が生まれ、「階層」が生まれます。カテゴリページ自体を他のカテゴリに所属させていないと、そのようなカテゴリは特別:カテゴリ未導入のカテゴリに表示されます。

抽象的な概念の記事やサブカテゴリを親カテゴリに所属させ、具象的な概念の記事を子カテゴリに所属させるという形をとるケースが多いでしょう。するとカテゴリは階層が深くなるに連れて徐々に枝分かれし、ツリー構造になっていきますが、必ずしもツリー構造にする必要はありません。カテゴリは記事やサブカテゴリを分類するのに便利な機能なので、分類の「視点」を別の視点に切り替えてカテゴリ分類することもできます。たとえば、あるドラマに関するウィキアでドラマの登場人物の記事をカテゴリ分類するとき、

  • Category:登場人物
    • Category:男性の登場人物
    • Category:女性の登場人物

という分類をしたとします。しかし一方で、下記のように国籍別に分類することもできます。

  • Category:登場人物
    • Category:国籍別登場人物
      • 日本の登場人物
      • アメリカの登場人物

このように視点を切り替えることで、同時に別の方法で記事をカテゴリ分類することができます。 つまり、国籍が「日本」で「男性」の登場人物の記事は[[Category:日本の登場人物]]と[[Category:男性の登場人物]]両方に所属することになります。すると、カテゴリは必然的に枝分かれしていくツリー構造ではなくなります。


このようにウィキアでは、PukiWikiベースのWikiとは違い、記事を複数のカテゴリに分類することができます。 PukiWikiベースのWikiでは、ページ名を「/」で区切ったサブページを作成して、擬似的なカテゴリを作りながら記事を作成して階層化しツリー構造を作っている例がよく見られますが、ウィキアではそのようなことをする必要がなく、上記の例のようにひとつの記事を複数のカテゴリに所属させることができます。しかも、サブページを作成していく方法では、カテゴリ階層が深くなるにつれて記事名が長大になってしまう欠点があります。カテゴリ機能はその欠点を見事に克服してくれます。

ソートキー

カテゴリを分類すると、そのカテゴリページは、記事名順に自動的に整列されます。これは記事名がすべて英数字からなる場合はとくに気にしなくてもいいことですが、記事名が日本語、とくに漢字を使っている場合は、日本語の漢字の読みが、例えば、「大」という漢字は音読みでは「だい」と読みますが、訓読みでは「おお(きい)」と読みます。場合によっては「大」とかいて「でか」と読むような記事名を作りたい場合もあるかもしれません。同じ「大」でも読み方がことなります。すると記事名が正しい順序にソートされないことになります。たとえば「大分」は「おおいた」と読むので「お行」に表示されなければなりません。しかし、ソートキーがまったく設定されていないと、「大」という箇所に表示されてしまいます。同様にして「大和」は「やまと」と読むので「や行」に表示されなければなりません。ソートキーがないとやはり「大」のところに表示されてしまいます。しかも「大分」と「大和」が同じカテゴリに所属していると、どちらもほぼ同じ箇所に並んで表示されてしまいます。

それを解決するためにソートキーを設定します。 ソートキーは、例えば上記の「大分」と「大和」が[[Category:地名]]<nowiki>に所属している場合、それぞれの記事で次のように記述します。 記事「大分」では <nowiki>[[Category:地名|おおいた]] 記事「大和」では

[[Category:地名|やまと]]

するとそれぞれの記事が「お行」と「や行」の箇所に整列表示されるようになります。 このブログ記事では「かてこりてきしをふんるいする」というソートキーが設定されています。

このとき、各記事が複数のカテゴリに所属していると、たとえ同じものでも次のように毎回入力しなければならない手間がかかっていしまいます。

記事「大分」では

 [[Category:地名|おおいた]]
 [[Category:日本の地名|おおいた]]
 [[Category:大分県|おおいた]]

記事「大和」では

 [[Category:地名|やまと]]
 [[Category:日本の地名|やまと]]
 [[Category:神奈川県|やまと]]

それも{{デフォルトソート}} または {{DEFAULTSORT}} というマジックワードを使って解決できます。 それぞれ、次のように記述できます。

{{DEFAULTSORT:おおいた}}
 [[Category:地名]]
 [[Category:日本の地名]]
 [[Category:大分県]]
{{DEFAULTSORT:やまと}}
 [[Category:地名]]
 [[Category:日本の地名]]
 [[Category:神奈川県]]

非常にすっきりしました。また個別にソートキーを別々に指定することもできます。これはすでにカテゴリ名に記事名の一部がすでに使われている場合や、記事名とカテゴリ名がほぼまったく同じ場合に役立ちます。たとえば「大分」の例では、次のように記述できます。

{{DEFAULTSORT:おおいた}}
 [[Category:地名]]
 [[Category:日本の地名]]
 [[Category:大分県| ]]

ここでは[[Category:大分県]]に「空文字」のソートキーを設定しています。 こうすると[[Category:大分県]]では記事「大分」が一番左上に表示されます。ウィキペディアでは「*」を使っているケースも見られます。どちらでも左上 (先頭) に表示されます。

濁音・促音・拗音がある記事名

また「大日本帝国」のような記事のカテゴリにソートキーをつけるときは「だいにっぽんていこく」としたいところですが、そのままソートキーにすると濁音と「っ」が含まれているため正しくソートされない場合があります。「た行」と「だ行」「つ行」と「っ行」は別扱いになります! このような場合は「たいにつほんていこく」とすると正しく期待した通りにソートされます。「っ」のソート方法はコミュニティによって異なる場合があります。とくにガイドラインで定められていないこともあります。このような取り決めについてコミュニティで結論が出ない場合は、無理してルールを作らないことが得策です。


長音がある記事名

「スーパー」のような記事名のソートキーの付け方は何通りかあります。「すは」「すうはあ」「すーはー」などいずれかがあります。どうするかは各コミュニティで話し合うと良いでしょう。しかし結論がでない可能性もあるので、そのような場合は各自ユーザーの判断に任せた方が良いかもしれません。


カテゴリの閲覧

あるウィキアにあるすべてのカテゴリはSpecial:Categoriesで閲覧することができます。

ある記事にカテゴリを追加すると、通常はその記事の最下部にその記事が所属しているカテゴリ名が列挙されます。

記事をあるカテゴリに所属させたとき、そのカテゴリが作成されていないと、記事下部に表示されているカテゴリ名をクリックしたとき、そのカテゴリに所属している記事やサブカテゴリを表示することができますが、それ以外は未作成ページと同じ扱いになるます。 そのような作成していないカテゴリは赤リンクと同じような扱いになり、特別:存在しないカテゴリへのリンクに表示されます。

カテゴリのメンテナンスに役立つ特別ページを下記にまとめてみました。括弧内の英語名からも同じページにジャンプできます。英語名は英語版など他言語版のウィキアで同じリンクを辿るとき、「特別:」で始まる記事名は英語版やその他の言語版には存在しないので、日本語版以外のウィキアのカテゴリや記事を調査するときに役立ちます。

カテゴリ名の決め方と分類方法について

カテゴリ名の決め方と分類方法は、各コミュニティによって異なる場合があるでしょう。 ウィキペディアでは、百科事典を作るという一定の目的があるため、カテゴリに関しては非常に細かく厳しいルールが作られています。このルールはカテゴリの扱いに関して多数のヒントがあり参考になる部分がありますが、ウィキアでは、カテゴリに関してのルールは各ウィキアのコミュニティごとに任されています。もしウィキア上にウィキペディアのような百科事典のようなウェブサイトを作るのでなければ、ウィキペディアのような細かく厳しいルールを無理してそのウィキアに持ち込む必要はないでしょう。ウィキアでは百科事典のようなウェブサイトにしなければならないという決まりはないので、何もかもウィキペディアの厳しいルールを取り入れる必要性はありません

新しいカテゴリを考えるとき、そのウィキアにある記事とサブカテゴリ全体を見通して、どのようなカテゴリ名のカテゴリを作るとよいのかを判断します。 潜在的に作成する予定がある記事が複数あるとき、それに備えて予めカテゴリを作っておくのも良いかもしれません。ただし結果的に記事を作らなければ、そのカテゴリはいつまでも空になり使われることはないかもしれません。かといってカテゴリが空であることが問題というわけではありませんメンテナンス目的でカテゴリを作ることもできます。例えばCategory:壊れたファイルへのリンクがあるページw:c:ja.starter:Category:スタブはまさにメンテナンス目的で使われています。

カテゴリ名は、記事名と違って、ページの移動ができません。代わりにリダイレクトすることはできますが、新しい記事をリダイレクト元の、使われたくない古いカテゴリに所属させることができてしまいます。するとカテゴリで正しく記事が分類されなくなります。古いカテゴリを管理差権限を持っているユーザーに削除してもらうケースもあるかもしれません。カテゴリ名の変更についてはHelp:カテゴリをご覧ください。

このように、カテゴリ名の「移動」(名前変更) は簡単にできないため、コミュニティによっては慎重になるケースもあるかもしれません。カテゴリを巡って激しい議論が起きるケースもあるかもしれません。カテゴリは補助的な手段です。多くの場合はカテゴリよりも通常の記事を充実させることを優先的に考えたほうがよいかもしれません。

もしカテゴリを巡ってコミュニティ内で激しい議論が起きて結論が出ない場合は、通常の記事で「一覧記事」を作成するという方法があります。ウィキペディアにはWikipedia:ja:Wikipedia:一覧記事という一覧記事作成に関してヒントになる情報があります。必ずしもウィキペディアと同じようにする必要はありませんが、一覧記事ならば、その記事からカテゴリに所属させたい記事へのリンクを貼るだけで簡単に作成できます。さらにフォーマットを調整するなどのカスタマイズができます。ただし、カテゴリとは違い、カテゴリページと記事との間に1回の編集で自動的に相互リンクが貼られることがないため、そのままでは各記事側から「一覧記事」へのリンクを表示させることはできません。これを解決するためにナビゲーションテンプレートを作成するという技もあります。


おわりに

カテゴリという便利な機能を紹介しました。カテゴリは、記事のメンテナンスや、新規作成あるいは編集を必要としている記事がどこにあるのかを探すのに非常に役に立ちますし、閲覧者にとっても目的とする記事を探すのに役立ちます。PukiWikiベースのWikiにはない非常に強力な機能なのでぜひとも活用しましょう!

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この投票は 2014年1月6日 04:54 に作成され、これまでに1人が投票しました。

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